ロタウイルス(A群、B群、C群) --- 冬期のウイルス性胃腸炎の約40〜50% |
ロタウイルス胃腸炎
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A群:
6〜24カ月の乳幼児に多く、比較的晩冬(2-3月)に流行します。ウイルス性胃腸炎の中では、
もっとも嘔吐や下痢が強く、脱水症などで重症化
することが多い。、高熱(30-40%)を伴うこともあり、頻回の下痢便は、白色〜淡黄色の水様便で、5-7日続きます。けいれんを起こすこともあります。保育園や幼稚園などで集団発生することもよくあります。経口感染が主ですが、空気感染も考えられます。
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C群:
3才以上の年長児や成人にみられ、春から初夏にかけて流行することが多い。その他はだいたいA群と同じですが、A群ほど大流行することはあまりありません。
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B群:
今のところ日本での報告はなく、中国のみ
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便の迅速検査で約15分で判定可
能
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カリシウイルス(ノロウイルス、札幌ウイルス) --- 冬期のウイルス性胃腸炎の約30〜40% |
ノロウィルス
胃腸炎 |
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札幌ウイルス胃腸炎 |
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腸管アデノウイルス(40、41、7型) --- 冬期のウイルス性胃腸炎の約5〜10% |
腸管アデノウイルス胃腸炎 |
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アストロウイルス(1〜8型) --- 冬期のウイルス性胃腸炎の約5〜10% |
アストロウイルス胃腸炎 |
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. その他のウイルス (コロナウイルス、コクキッサーウイルスA9型、B5型) |
その他のウイルス胃腸炎 |
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